2013/03/24
【レビュー】タカラトミー トランスフォーマー ジェネレーションズ TG-14 サウンドブラスター
今回は、トランスフォーマージェネレーションズシリーズより、ディセプティコン情報参謀、サウンドブラスターを紹介します。情報参謀と言えば青いボディのサウンドウェーブが有名ですが、戦闘によって倒れた彼を復活、強化したのがサウンドブラスターなのです。
さて、まずはビークルモードを見てみましょう。何とも奇妙なビークルからトランスフォームします。TFユナイテッドで発売されたサウンドウェーブとかなり似ているデザインですが、ジェネレーションズの玩具ではサイズがボイジャークラスでして、一回り大きくなりました。
後ろから。ここから見ても、馴染みある自動車のイメージとは程遠い……w
横から。タイヤが回転し、転がし走行が可能です。また、ルーフ部分には愛用の振動ブラスターガンが装着されています。
フロント部分はこんな感じ。ディセプティコンマークをあしらったフロントガラス、内部メカも良く見えますね。5本の刃は、まるでシュレッダーのようですw
走っているイメージで写真を1枚ー。
さらに1枚! 敵を轢いて飛ばすよりも切り刻むのが得意そうだw
ここで、ビークル時のギミックを紹介。これで遊ぶには、まずルーフ部分を前にスライドさせます。
するとボタンが現れますので、これを押すと……、
バネの力でフロント部分が開き、収納スペースが現れます。
付属のディスクをこの中に収納できます。収納スペースの奥行きはおよそ3枚分で、今後発売予定のディスクセットと組み合わせて遊べるそうです。
さて、ここでディスクの紹介です。表側(左)と裏側(右)はこんな感じです。表側には複雑な模様とディセプティコンマーク、裏側にはメカのディテールが見られます。全体的に、金色の塗装が綺麗ですね。
ディスク裏側にはボタンがあり、押すことでロボットに一発変形します。地面に落とし、自動的に変形させて遊ぶようです。
そして、変形させた姿は、コンドル型トランスフォーマー、バズソーとなります。初代アニメで言うところの「カセットロン部隊」に属するキャラクターです。変形前がディスクですから、「ディスクトロン」と呼んであげましょう!(正式名称わからない……orz)
全体像を前から。ディスクの円弧を利用して、翼を再現しています。お顔はモノアイになっていてちょっと不気味かも。
後ろから。鳥の尾羽も表現されています。バネの力で変形するのでポーズ付けはできません。
適当に数枚。斜めから撮るだけで割と様になりますねー。
ここからはサウンドブラスター ロボットモードの紹介です。全体像を前後から。
斜め前から。ビークルが良くまとまっていたせいか、ロボットモードになってボリュームが大きくなったように錯覚しますw
お顔をアップで撮影。サウンドブラスターと言えばお馴染みのフェイス。ですが、全体の意匠に似合うデザインとなっています。バイザーは黄色で塗りつぶされており、集光ギミックはありません。また、首部分から頭部を左右に振ることができます。
肩には振動ブラスターガンを装着。このスタイルも初代を踏襲したものとなっています。
上半身のディテールを見てみましょう。ビークルのフロント部分が、ロボット時には胸部に来ています。肩の尖ったアーマーもカッコいいですね。
脚部は後輪部が変形したものになっています。少しだけ余りアーマーが付いている事を除いては、かなりシンプルなデザインです。
付属武器……と言ってもさっき見せましたけどねw 振動ブラスターガンは、肩から取り外して手持ち武器にすることもできますよ。
ロボットモード時のギミックも紹介。肩のボタンを押すと……、
このように勢いよく胸部が開きます。まぁ、ビークル時のギミックと全く同じですねw
また、背中のパーツを後ろに引くことで……、
このように、収納スペースを広げる事が出来ます。この状態では3枚ほど入ると思われます。
ちなみに、ディスクを入れた状態で背中のパーツを押しこんで、ディスクを飛ばす事が出来るらしい。原理は、某ビー玉を飛ばして遊ぶ玩具と全く同じ。しかし、とても固くて無理に押しこんだら壊しちゃいそうですし、ディスクの塗装ハゲも怖い。ちょっと改良しないとこのギミックでは遊べないでしょうorz
各部の可動についても簡単に説明。肘は180度折りたたむように曲がり、上腕のロール軸可動もあります。手首はロール軸可動部とヒンジを組み合わせたようなものとなっており、武器を使ったアクションに役立つと思います。
肩は写真のように二重ヒンジ。また、腕を前後にスイングできるような可動もあります。上腕にはもう一つだけ可動部があり、これにより腕を左右に広げるようなポーズがとれます。
これらの充実した可動部のお陰で、肩のボタンを自分で押すようなポーズも可能です。劇中でも印象深いポーズですから、再現できるのは嬉しいところです。
脚部の可動について。股関節は二軸式でボールジョイント同様の可動ができます。膝は90度ほど曲がり、腿のロール軸可動もあります。足首のヒンジにより足を上下に調節でき、安定性が高いのもポイント。なかなか遊びやすいです。
一通り紹介したところで、最後にいろいろポーズをとらせて遊んでみました! 飛行ポーズ!
バズソー、イジェークト!
以上、「タカラトミー トランスフォーマー ジェネレーションズ TG-14 サウンドブラスター」のレビューでした。
黒のボディが渋い! サウンドブラスターを紹介しました。全くの同規格であるサウンドウェーブも同時発売され、どちらを買うか悩んでいたのですが、渋い黒のカラーリング、金色塗装で高級感あるバズソーに魅かれてこちらを購入しました。ケチな事言わずに両方買えばいいじゃない、というツッコミは無しの方向で……(ヲイ
今回紹介したサウンドブラスターは、TFユナイテッドシリーズで発売されたサウンドウェーブをそのままボイジャークラスまで大きくしたようなトランスフォーマーとなっています。ビークルフロント部分、ロボット胸部のデザインはそこまで変化していません。
大きく変わった点は、胸部にディスクトロン(正確な名称が分からない…)を収納できるようになったところです。ディスクトロンは一発変形のギミックを持っていて、胸からイジェクトすると瞬時に変形するようになっています。しかし、塗装でできた厚みのせいで、若干ディスクを発射しづらくなっています。塗装剥がれちゃうのもアレですし……。胸部の収納スペースを少し削るなどして改良する必要があるかもしれません。
また、ロボットモード時の可動についても優秀です。特に腕は多くの可動部位が設けられており、肩のイジェクトボタンを押すようなポーズも簡単にできるようになっています。脚部の可動は標準的ですが安定性があり、遊びやすいトランスフォーマーと言えるでしょう。
ディスクトロンセットが4月に、サウンドブラスターとほぼ同規格のトランスフォーマー、ブラスター&スチールジョーが5月に登場します。ブラスターは初代で言うところのブロードキャストの事だと思いますが、サウンドブラスターとはライバルの関係です。ぜひ買って闘いを再現しましょう!
ちなみに、非公式ではありますが、下の写真のように変形することもできます。
サウンドウェーブ、サウンドブラスターと言えばやはりラジカセ!中央部分をカセット窓、左右のタイヤをスピーカーに見立てていて、それっぽく変形出来ていますね。考えた人は本当にすごい!
(以下のツイートを参考にしました
https://twitter.com/TFYUKI/status/315032608021020673)
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のらた at 16:06│Comments(0)│
│トランスフォーマー ジェネレーションズ