2015/10/12
【レビュー】「鎧甲勇士拿瓦」 酷雷伏(CLIFF) 进化版
今回は、中国の特撮「鎧甲勇士拿瓦」より酷雷伏を紹介します。
鎧甲勇士には4種類の属性の戦士が存在し、拿瓦は「炎」、茨納米は「水」、駄拏多が「風」となっていますが、
酷雷伏は「土」属性の戦士。四大元素がテーマになっているわけですね。
それぞれの戦士は精霊の力を使って戦うらしく、酷雷伏の場合はサソリの精霊らしいです。
ちなみに、「酷雷伏」は「クリフ」と読み、英語のクリフ(cliff、崖)を中国語で当てたものです。
さて、まずはパッケージから見てみましょう。
例によって手違いで写真を失くしたので、スキャン画像となりますが…orz
フィギュアが良くみえる窓付きパッケージで、後ろ側にはキャラの説明が記載されています(もちろん中国語)
付属品は写真の通り。
・「酷雷伏」本体
・差し替え用手パーツ(左右各5種類付属、かなり豊富で嬉しい!)
・武器1(绝峭刃、写真左下の二つに分かれた武器です)
・武器2(爆甲蝎盾、绝峭刃が強化されたものらしいです)
・専用スタンド
専用スタンドはこんな感じで、酷雷伏のシンボルマーク、ネームプレートまで付いています。
アームはフィギュアーツのスタンドとだいたい同じですが、各部が太くなっていて頑丈な印象です。
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さて、まずは全体像を前後から。
パープルクリアーと全身のメタリックシルバーが美しい!
大きさは1/10スケールで、SICシリーズのアクションフィギュアとほぼ同じです。
全体像を斜め前から。
なんていうか…他の鎧甲勇士よりもトゲトゲしたデザインとなっていますw
お顔をアップで撮影。
額のクリアーパーツのディテールや、バイザー部分の複眼が特徴です。
左右のツノは軟質素材で、若干の変形がありますが…まあ問題ないでしょう。
斜めからも1枚。
それにしてもトゲトゲしたディテールですね…。
各部の塗装もいつも通り綺麗に塗り分けられています。
各部のディテールをアップで撮影。
胸部のアーマー部分は、これまたトゲトゲしたデザインに、宝石のようなパープルクリアーがカッコいい!
写真の通り、メタリックシルバーの塗装も本当に綺麗に仕上がっています。
肩アーマーはこんな感じで、他の鎧甲勇士と比べてもシャープさが際立っています。
主要な部分は(おそらく)PVCとなっており、破損しづらいように工夫されているようです。
手首には、岩をイメージしたようなクリアーパーツがあります。これは拿瓦シリーズ恒例ですね。
ただ、手首の可動に干渉しがちなのが難点。
酷雷伏のベルトをアップ。
形状は先日紹介した「茨納米」とまったく同じ。挿入するキーが異なるようです。
別のライダーなのにベルトは同じものを使うっていうのは、何だか良いですよね!
もう1枚。
中央のローラー部分や、その他の部分の塗装も綺麗に塗装されています。
一切の塗装ミスが無くてすごい!
脚部のディテールはこんな感じ。
この部分はだいたい共通のデザインとなっているようです。
ただし、足首のクリアーパーツが酷雷伏用に仕様変更となっています。
ここからは付属の武器を紹介。
まずは主力武器であろう「绝峭刃(ジェ チャオ ダォ)」。左右対称のものが1つずつ付属し、二刀流ができます。
クリアーパーツとメカ部分のディテールがよくできており、持っているだけでかっこいい!
※追記しました。読み方教えてくださった方ありがとうございます!
さらにアップで撮影!
中央部分に見える、黄色い部分が今回のキー挿入スロットらしいです。
裏側はハリボテ……ではなく、メカっぽいディテールがしっかりと造型されています!
目立たない部分ではありますが、こういうところまで作り込んでくれるのはうれしいですよね!
武器をキーでパワーアップ!
キーを武器に差し込むことで、強化することができるようです。
クリフのキー持ち手はこんな感じで、手と完全に一体となっていますが、塗り分けはとても丁寧に仕上がっています。
武器を強化した姿がこちら! 名を「爆甲蝎盾(バゥ ジャ シェ ヅン)」と呼ぶようです!
巨大な盾に変化し、しかも刃も強化されているわけですが、攻防一体な活躍をしそうですね!
長さは酷雷伏の身長より小さいくらいで、ボリュームと迫力は満点です!
ちなみに、キーは写真右側に挿入されているのが分かると思います。
※こちらも追記しました。ありがとうございます!
ところで、強化武器のデザインを見てみると…先ほどの绝峭刃をこのようにくっ付けたようなデザインですよね。
取っ手の部分とかそのままですし…。
こういう、合体の流れが良くわかるデザインって、個人的には好みだったりしますw
さて、強化武器「爆甲蝎盾」の裏面はこんな感じ。
こちらもハリボテではなく、メカメカしいディテールに持ち手部分が追加されています。
追加パーツのお蔭で、大きな武器ですが軽々扱えるようになります!
盾で防御しながら槍で攻撃する!と言った感じでしょうか…。
こういう武器の持たせ方は、鎧甲勇士刑天を思い出しますねぇ。
持ち手部分はこんな感じ。
武器に隠れて全く見えませんが、付属の差し替え用手パーツを使って握らせています。
手首の可動を上手く使って、ポーズに表情を付けたいところですね。
付属品の紹介をしたところで、ここからは可動の紹介です。
基本的な可動は先日紹介した鎧甲勇士と同じで、肩、肘、膝、手首などはフィギュアーツ並によく可動します。
トゲトゲの肩アーマーもある程度動かすことができ、可動の邪魔にならないようになっています。
ただし、股関節の可動にちょっと難がありまして、パーツ干渉のために脚を大きく広げることができません。
脚のポーズを決めるのが難しくなってしまい、自立もしづらいため、スタンドパーツを上手く利用する必要がありますね…。
最後に一通り紹介したところで、いろいろ遊んでみました!
二刀流アクション!
ブーメラン攻撃!
こういう武器を見ると、やっぱりブーメランしたくなりますよね!(ぇ
武器を交差させて…攻撃を受け止めるポーズ!
もう1枚!
土属性という設定と、重厚な武器を見るに、酷雷伏が一番防御力高そうに見えますよね!
キーを使ってパワーアップ!
「爆甲蝎盾!」(例によって中国読み分からず…w)
もう体全体を覆ってしまって…スキが無いですよね!
もう1枚!
突き刺しアクション!(いつもの)
やはり盾のように持たせてもかっこいいですね!
こうなると銃みたいな武器が欲しくなる…(ヲイ
以上、「鎧甲勇士拿瓦 酷雷伏(CLIFF) 进化版」のレビューでした。
・四大元素のうち、土属性の酷雷伏のアクションフィギュアを紹介しました! 宝石のような紫クリアーとメタリック塗装がカッコいい!
・同作品の中では、拿瓦と同じくらいトゲトゲしたデザインとなっています。やっぱり精霊がサソリだからなのかな?
・武器の「绝峭刃」は今シリーズ初の二刀流! 中国の古来からある武器をモチーフにしてるのかなーと思ったり。
・武器を合体させて、攻防一体な巨大な盾モードに! 装着すれば酷雷伏本人をすっぽり隠してしまいそうなくらいの大ボリュームです!
・可動については、例によって股関節部分に癖がありますね。それ以外の部分はフィギュアーツと同じくらい良く動きます!
・気になったところといえば、一部の塗装に毛が絡んでいたのと、軟質素材の可塑剤による白化が開封当初はすごかったことですね。
白化は水で拭けばどうにかなることが多いのですが、毛が絡んでしまうのはどうしようもないですね…。
・とは言え、全体的なクオリティ、かっこよさは健在です! 気になる方はチェックしてみてください!
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のらた at 23:01│Comments(0)│