2016/01/31
【レビュー】「鎧甲勇士拿瓦」 駄拏多(TORNADO) 进化版
今回は、中国の特撮作品「鎧甲勇士拿瓦」より、風属性のヒーロー、駄拏多を紹介します。
「駄拏多」とは、英語のトルネードを中国読みで「トナド」と呼ぶそうです。
同作品には炎、水、土属性のヒーローが登場し、四大元素説をモチーフにしてるのが分かりますねぇ。
さて、まずはパッケージから見てみましょう(スキャンしたものですが・・・)
表面は大きく窓になっており、裏面にはキャラのかっこいい紹介が載せられています。
ちなみに、商品名の「进化版」とは「パワーアップ版」という意味らしく、
ボーイズトイ版の駄拏多よりさらに進化していることを意味してるんですね、きっと(ヲイ
付属品の紹介。
・颶影鏢(写真の一番右、鏢(ひょう)という武器をイメージしてるそうです)
・狂鳶烈弓(写真上の弓状の武器です。なかなかのボリューム!)
・弓矢(写真中央、鳥をしたユニークな形状です)
・羽(写真左下、駄拏多はマフラーを羽に変化させる能力があるようです)
さらに付属品として、差し替え用手パーツ、専用スタンドが用意されています。
スタンドには駄拏多のマークがあしらわれており、ほかの鎧甲勇士のスタンドと合体できるようです。
アームの形状は魂stageとほぼ同じですが、肉厚なだけに丈夫さもあります。
ここからは駄拏多本体について紹介。全体像を撮影。
風のヒーローということで、ところどころで風要素満載のデザインになっています。
左右非対称なデザイン、背中のマフラーが大きな特徴でしょうか。
イメージカラーは緑。全身のメタリック塗装やクリアーパーツのお蔭で高級感出ますね~。
お顔をアップで撮影。
結構トゲトゲした頭部アーマーでお馴染の鎧甲勇士ですが、駄拏多は割と丸っぽいイメージ。
左右非対称なデザインがまた特徴で、眼の部分は例によって複眼になっております。
特徴的なレッドクリアーなディテール。
細くて折れそうにも見えますが、この部分は軟質素材なのでご安心。
各部のディテールを見てみましょう。
上半身には、マフラーを肩に巻いたようなデザインのアーマーが見られます。
ラメ入りのスモーククリアーになっており、なかなか綺麗です。
右胸には駄拏多のマークを入れた紋章のようなものがあります。
他の鎧甲勇士にはこういう紋章無かったですよね。
背中のマフラーは、本体との接合部にジョイントが挿入されており、
写真のようにぐりぐり動かして遊ぶことができます。
ポーズに勢いをつけたいときに役立ちそうです。
腕や足首には、写真のような風を模ったようなものが見られます。
駄拏多自体をかっこよく見せるだけでなく、手首足首のジョイントを隠すのにも役立っています。
駄拏多の変身ベルト「馱拏多鎧甲召喚器」はこんな感じ。
細かい部分まで造形や塗装がなされています。すごい精度ですよこれ・・・。
ベルトの形状は先に紹介した拿瓦鎧甲と同じもので、中央に見えるキーが両者では違うようです。
ここからは付属品の紹介。
付属の羽根は、写真のように後ろのマフラーを差し替えて装着します。
背中はこのようになっており、マフラーを取り外した部分に羽根を差し替えるだけです。
また、羽根の付け根部分もヒンジが入っており、自由に動かすことができます。
羽根は先ほどまでの写真のように2枚重ねてみたり、上のように広げてみることもできます。
羽根のディテールは、クリアーパーツとメタリック塗装で綺麗に仕上がっています。
なんとなくメカっぽい模様もポイントです。
附属のスタンドがあるので、飛行シーンもばっちり再現できそうですね!
実際はこんな風に飛ぶのかな…とポーズとらせてみたり(本編見てないのでわからん…orz)
付属武器、「颶影鏢」。俗に言うチャクラムをモチーフにしたものだそうです。
よくありそうで意外と無い、ちょっと珍しいかもしれない武器ですねぇ。
振り回したり、ブーメランのように投げて戦いそうな気がします(妄想)
颶影鏢はキーを挿入することでパワーアップします。
裏側部分にある四角の部分が設定ではキー挿入口だそうです。
肝心のキーを持った手パーツも両手分付属します。
こちらも塗り分けが細かく、一体型のパーツとは思えないほど綺麗です。
これがあればキーを挿入するシーンが再現できるわけですね!
で、さきほどの武器がパワーアップした形態がこちら。「狂鳶烈弓」と言うそうです。
武器が上下に展開して、弓の形状となりました。ボリュームもなかなかのものです。
別パーツで矢も付属します。その全体像は写真の通り。
駄拏多のサポートモンスターの鳶の姿をイメージしているみたいですね。
一直線に飛ばないで、自分の意思で敵を追尾しそうですw
狂鳶烈弓の持ち手部分をアップで撮影。
キーを挿入している状態が再現されています。
その他の細かいメカのディテールや塗装も綺麗で、塗装のはみ出しとかも一切見られませんねぇ。
裏側には、矢を取り付ける穴があります。
実際に弓を構えさせてみる。弓と矢はピンジョイントで固定しています。
可動範囲の兼ね合いから、腕を横にまっすぐ伸ばすことができないのですが、
それでもかっこよく見えると思います!
オリジナルな構え方でポーズをとってみるのも楽しそうです!
一通り紹介したところで、簡単に可動の紹介。
基本的には、同シリーズの鎧甲勇士と似た可動範囲です。
腕や肩に関しては、S.H.Figuartsに近い構造となっていますが、肩アーマーのために若干可動範囲は狭いか。
脚部の可動がちょっと難点で、太もものアーマーのせいで脚を大きく開けず、
腿ロール可動もほとんど死んでいますねぇ。
駄拏多を弄っていて楽しいのは、やはりマフラーがホント自由に動くところですねぇ。
写真のように大きく持ち上げて、風の流れを表現することもできます。
マフラーは、適当にポージングさせてもとりあえず様になるのが良い点ですw
脚部の可動のために、ハイキックは苦手ですが、ライダーキックならかっこよく決まります!
風属性のヒーローですから、なおさらよく似合いますね!
さて、ここからは適当にポーズを付けて撮影してみました!
こういう武器はポーズ付けるのが難しい……。
羽根アクション!
キー挿入!
弓アクション!
仮面ライダーカリスの武器のように、弓状態でもそのまま剣として戦えそうですね。
敵の攻撃を受け止めてみたり・・・
トドメの1撃! なシーンを考えてみた
必殺!
「駄拏多POWER!!」
爆発エフェクトが欲しい今日この頃……w
鎧甲勇士 駄拏多のレビューはここで一旦おしまいです。
最後の最後に、これまでレビューした鎧甲勇士も一緒に撮影しました!
クリアパーツにメタリック塗装がいつ見ても豪華ですねぇ。これがだいたい10kで揃うんだから
中華トイは侮れないのです……!
ポーズを決めて1枚!
●まとめ
・四大元素がテーマの「鎧甲勇士拿瓦」より、風属性の駄拏多が登場!
・パワーアップ版ということで、低年齢向けの玩具よりシャープに、塗装も綺麗に仕上がっています。
・武器は鏢という投擲武器と、弓矢となっています。特に弓矢は迫力があります!
・背中のマフラーを差し替えて羽根にできるのもポイント。羽根の角度を自由に調整できるのが素敵です。
・可動は他の鎧甲勇士と同じで、やはり脚部の可動にクセが強いですね。なんとか改造できないものか。
・主役の4人を集めてカッコいい! それでいて安い! 鎧甲勇士拿瓦シリーズでした!
以上、「鎧甲勇士拿瓦」 駄拏多(TORNADO) 进化版」のレビューでした。
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のらた at 19:00│Comments(0)│